子連れ台湾、行って良かったところ(台南・高雄)
幼児と旅行に行くとなると気になるのが、
「どこで遊ばせるか」
だったりしませんか?
私の少ない経験から台湾で子どもの反応が良かったところを思い出して書いておきます。
↓台北編はこちら
kumampo.hatenablog.com
↓台中編はこちら
kumampo.hatenablog.com
台南と高雄は滞在中は夫が体調不良で思うように動けず、情報は薄いのですがそれぞれ印象に残ったところをピックアップしておきます。
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1.安平樹屋「徳記洋行」(台南)
安平樹屋は台南の街の海側・安平地区にあるガジュマルの樹に侵食された古い倉庫です。
「天空の城ラピュタ」のラピュタみたい、と言えばイメージしやすいかもしれません。
根の這う廃墟の中を縦横に通路が巡らされているので登ったり降りたり、探検気分が味わえて当時4才の娘は大はしゃぎでした。迷ったりするほど広くないので、つまずくのに気をつけさせればある程度好きに歩き回れたのも良かったみたいです。
暑さも樹の陰のお陰で和らいでいました。
出口付近にはクーラーの効いた売店に入るとホッとしましたが。
ここでは台南オリジナルデザインの小洒落たお土産も買えました。
建物の奥には広大な干潟が見える見晴らし台があって、その下には足漕ぎのポンプや魚型のエサの自販機がありました。
干潟の中には頭スレスレのマングローブのトンネルをクルーズしながらガイドしてもらえる「四草緑色隧道」というツアーもあるようです。
徒歩数分のところに名物の安平豆花のお店があります。
■安平樹屋(徳記洋行)
台南市古堡街108号
https://i.4travel.jp/shisetsu/10338990/pict?dmos=os
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2.名東傳統現烤蛋糕(台南)
(ちぎった後ですみません(^-^;))
もう、初回の訪台で寧夏夜市のシフォンケーキを気まぐれに買ってから台湾のフワフワシットリなケーキにハマってしまったのですが、その中でもスフレのようなカステラが名物のここは目の前で狙ってた一番人気のカボチャ味が売り切れてしまった恨めしさと、やむなく選んだココナッツ味ですら感激して台北に戻る新幹線の中で巨大な塊を半分以上食べてしまったことで印象に残っています。ほぼ一人で。
台南での何よりの心残りなので、必ずカボチャ味を手に入れるために再訪するでしょう。
■名東傳統現烤蛋糕
台南市中西區民生路二段95號
https://i.4travel.jp/shisetsu/10473688?dmos=os
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3.龍虎塔(高雄)
湖から突き出たカラフルで巨大な龍虎の塔は、向かう湖上の道も雷のようにジグザグで見た目からして親子で大興奮でした。
エレベーターはないのですが、螺旋階段で上がると湖上を渡る風が涼しくて遠くまで見渡せ、しばしゆったりした気分を味わえます。
この湖・蓮池潭には、こういった巨大な宗教モニュメントが点々と点在していて、ちょっとあの世感ある不思議な光景です。
暑くてとても他を廻る気にはなれませんでしたが、この塔からでもよく見えましたよ。
龍の口から入って虎の口から出ると悪行がリセットされるらしいので、縁起担ぎに一度行ってみるのをオススメします。
高雄駅から近くまでバスが出ています。
■龍虎塔
台湾高雄左營區蓮潭路
https://.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g13808929-d600368-Reviews-Dragon_Tiger_Tower-Zuoying_Kaohsiung.html
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4.愛河鴨子水陸観光車(高雄)
これは行けなかったところなのですが、駁二芸術特区から水陸両用車に乗車して愛河をクルーズする40分ほどのツアーです。
陸から水に入るところをぜひとも体験したかったのですが、叶わず(涙)
旅行中いつもお腹がはち切れそうな食いしん坊の食休みにも、暑さが気になる子連れにもピッタリな愛河クルーズは他にも乗り降り自由なものや、ナイトクルーズもあります。
■港都客運(鴨子水陸両用観光車)
http://www.gdbus.com.tw/ducktour/trips.html
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おまけ:ZULIBA(高雄 他)
娘のサンダルを買い替えたいと思っていたところ、たまたま通りがかったキッズサイズのビルケン風サンダルが表にたくさん出ていたこの靴屋、台南と高雄に何店舗かあるようです。
300~600TWDの手頃な価格帯で、色もデザインも豊富でした。花柄もありましたし、大人とお揃いデザインもありました。
私はサンダルでも踵はホールドしていて欲しいので、マジックテープでピタッと調節できるところも気に入りました。
ちなみに、私が行った高雄裕誠店(高雄市左營區裕誠路412號)は美味しいマンゴーかき氷が食べられる「芒果好忙」と炭火の薫る焼肉飯「正宗周焼肉飯」の間にあり、徒歩で10~20分ぐらいの距離なので腹ごなしに併せてオススメします。
■ZULIBA(足籬巴精致手工鞋)
http://www.zuliba.com.tw
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*1:写真は公式からお借りしました
子連れ台湾、行って良かったところ(台中編)
幼児と旅行に行くとなると気になるのが、
「どこで遊ばせるか」
だったりしませんか?
私の少ない経験から台湾で子どもの反応が良かったところを思い出して書いておきます。
↓台北編はこちら
kumampo.hatenablog.com
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1. 無為草堂(台中)
台湾でお茶と言えば、中国茶。
ゆっくり茶葉を選びたくても割れ物の茶器やお湯がある場所はハードルが高くて、
なかなかお茶屋さんに行けませんでした。
そんなとき、旅行記で茶藝館に子連れで行ってる人がいるのに気付いて
「午後のお昼寝時間に合わせればなんとかなるかも!?」
と思い立ち、台中の「無為草堂」に行ってみました。
■無為草堂(ウーウェイツァオタン)
台湾台中市公益路二段106号
04-2329-6707
ここに目が止まったのは、私が中国茶に興味を持つきっかけになった
平野久美子さんの「中国茶と茶館の旅」に出てくる社交場としての茶館のイメージとぴったりだったからです。
池を中華風の建物と回廊が囲むように建っていて、
某サイトでは駐在されている方の子連れでの会合に使われているというコメントもありました。
写真でのイメージに反して実は街中の交差点に面している「無為草堂」
中に入ると外界から遮断され、窓から見えるのはせせらぎときれいなお庭だけに。
話し声や笑い声が聞こえてきて、静か過ぎて気後れすることもありませんでした。
案内された部屋は入口を薄いカーテンで仕切られた畳の個室で、
下の子に思う存分ハイハイさせてあげられて助かりました。
卓上で湯を沸かしているのでそのまわりだけ荷物を置いてガードしたり気をつけましたが、
あとは作戦通り、お茶請けの蒸しパンを食べたら下の子はお昼寝をしだしたので、
お姉ちゃんと一緒に池の鯉にエサをやったり、
(子どもにサービスでもらえました)
ゆっくりお茶を飲みながら二時間ほど休憩できました。
料金は席料代わりに人数分のお湯代に選んだ茶葉代と飲食代です。
茶葉はけっこうな量入っているのですが、残った分は持ち帰れます。
お茶受けは茶梅や黒糖蒸しパン(モチモチして美味しい!)、枝豆など種類が豊富にありました。
ノンカフェインの飲み物も頼めますし、昼や夜には定食メニューもあるようです。
私は行けなかったのですが、夜は中国の古典音楽の演奏がある時もあるようです。
ポスターが店内に貼ってありました。
台中は台北からは日帰り圏内ですが、暑いので観光途中の休憩スポットにオススメします。
子連れじゃなくてもずっと外だと消耗しますよね。
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2.彩虹眷村(ツァイホンジェンツン)
どこかで写真を見て、そのインパクトに「何これ!どこ!?」となったここは
一人のおじいさんが取り壊し予定の村に描き出した絵が評判を呼んで観光スポットになったところ。
まるでフランスのシュバルの理想宮のような成り立ちですね。
道路から円形の通路を進むとカラフルな絵が見えてきて、子どもも大人も大興奮。
すぐ横には遊具もあります。
入っても半屋外なので暑いですが、かろうじて日陰もありました。
奥にある売店、けっこう良い値段するのですが可愛いグッズがたくさん。
子ども用Tシャツを買うかどうか?真剣に悩みました。
結局、マステと子ども用に虹色アイスを。
作者の黄さんが横にいて、娘と記念撮影していただけました。
作品を印刷したカードを配っていました。
■彩虹眷村
臺中市南屯區春安路56巷
入場無料
台湾の新幹線・高鐵の台中駅(台鐵・新烏日駅)からは近いのですが、在来線の台鐵・台中駅からは距離があるので気をつけて下さい。
私は半日しか滞在できなかったので時間が惜しくてタクシーを使ったのですが
「Rainbow Village」で行き先は通じました。
バス停留所もあります。
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3.宮原眼科
日本統治時代の古い建物を活かしたスイーツのお店です。
その筋で有名な日出グループというところの経営らしく、
味もさることながらビジュアルの演出も素晴らしいです。
包装のレトロさを感じるビビッドなデザインは台湾らしさも盛り込んでいて、
ちょっと特別なお土産にピッタリでした。
量り売りのチョコレートや、ヌガー、名物のパイナップルケーキなどコーナー毎に別れていて、
カラフルな制服も相まってお菓子の国の図書館みたい。
食いしん坊の娘はショーケースに張り付いていました。
入口前の床にはところどころに銅製のアリかはめ込まれている遊び心。
甘いものに引き寄せられるアリに引き寄せられる娘…
外のレンガの回廊沿い、宮原珍奶というドリンクショップと宮原眼科冰淇淋というアイスクリームショップもあります。
ここのアイスは大きなワッフルカップに数十種類から選べる中国茶や台湾フルーツ、チョコなどのフレーバー、パイナップルケーキやライチの蜂蜜などのトッピングを組み合わせて選べるので娘と一緒に待ってる間にあれこれ考えて楽しみました。
■宮原眼科
台中市中區中山路20號
アイスクリームショップが混んでいるときは同じ日出グループのアイスクリーム専門店・第四信用合作社が近くにあります。
こちらは宮原眼科と違って、飲食スペースがあるので席に座って食べられます。
ここでしか食べられないスイーツもあるようです。
■第四信用合作社
台中市中區中山路72號
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子連れと関係ないのですが、台中滞在で忘れられないのが黃記鵝肉のガチョウのスープを吸った春雨(冬粉)。
テイクアウト(外帯)して新幹線の車内で食べたのですが、
トロトロの食感に濃厚なダシがたまりませんでした。
これを食べるために台中にまた行きたい!
というブログ記事を見て訪れたのですが、
全く同じ気持ちになりました。
子どもたちもパクパク食べていましたよ。
■黃記鵝肉
台中市中區大誠街58號
のどが痛いとき、お口の友
子連れ台湾、行って良かったところ(台北編)
1 二二八和平公園
2.臺北戯棚(タイペイアイ)
3.寧夏夜市(ニンシャーイエスー)
4.龍山寺(ロンシャンスー)
玉転がしおもちゃ考
中でもピタゴラ装置という仕掛けが連続して作動していくコーナーが好きで、子どもが生まれる前から見かけるとつい見入ってしまっていたのですが、そのピタゴラ装置に出てくる赤・青・黄のビー玉を主役に、ストーリー仕立てのものがあるのご存知ですか?
「ビーだまビーすけの冒険」というシリーズで、2019年のお正月に第三弾が放送された人気作です。
三兄弟が危機を回避して進んでいくのが本当にドラマチックで、我が家でも録画したのを親子で繰り返し見ています。
特に、いま1歳の下の子はこのビーすけが流れると手を叩いて大興奮。そういえば、おもちゃ屋さんでもビー玉がコロコロ転がるおもちゃが大好きで、いつも飽きることなく見ていました。
ちょうどクリスマスプレゼントを考えていた時期だったので、親子で遊べるおもちゃとして玉転がし(「玉の道」とも言うそうです。)を探し始めました。
まず、候補にあがったのは御三家とも言われている、キュボロ(クボロ)、クーゲルバーン、スカリーノの三種類。
傾斜がゆるいレールと落下パーツでピタゴラ装置みたいな緩急が楽しめるスカリーノ
と、それぞれ特徴はあるのですが、これらはすべて長く販売されていて長期使用に耐えられるという口コミもあり、買い足すのにもバリエーションが豊富で子どもはもちろん大人も楽しめそう。
しかし、その分とても高い…。
個人的にはキュボロが気になりますが、これは子どもが自分たちだけで遊ぶのはさすがにまだまだ難し過ぎるでしょう。
3~4 歳と少し対象年齢が低くて、あとでキュボロとも一緒に遊べるクゴリーノが良いかなと思ったら、折しも将棋の藤井聡太さんが幼少期にキュボロで遊んでいたとかで、全体的に品薄になって何年待ちとも…ネット販売では余計に値上がりしていました。
トイザらスのイマジナリウムにも木製の玉転がしおもちゃがあるのですが、店頭に置いてあった見本のパーツの端が欠けてしまっていたり、何ヶ所か転がりにくくなっていたりして耐久性が不安になってやめました。
ボーネルンドに売っているクアドリラも木製でクルクルと渦を巻いて落ちるパーツがあったり、はめて組み立てるタイプなので積むだけのものよりズレにくそうで小さい子にも遊び易そうでしたが、こちらもけっこう良いお値段で決めかねていました。
そんなときに友人宅でくもんのくみくみスロープを試す機会がありました。
こちらはプラスティック製でグッと安価。
落下するものなどパーツのバリエーションも豊富で、別の友人にも勧められたぐらいのヒット商品なのもわかりましたが、ブロック大好きな上の娘(4歳)でも組み立てに戸惑っていて食いつきも意外に良くなかったこと、縦に伸びる上に一本足で支える構造なので下の子の一撃で崩れたり、最悪割れてしまいそうで我が家の子どもたちにはこのタイプはまだ早そうと感じました。
小さい子のいないお家ならそんな心配もないのでおすすめできそうでしたが…
決めかねていたときにメルカリを覗いていると、
「あれ?」
なんだかみたことある感じの玉転がしを発見。
なんと、我が家の愛用ブロック・レゴデュプロに互換性がある玉転がしのパーツセットが売っていたのです!!
そもそも我が家ではブロックにはまって積み木の購入を見送ったので、木製の玉転がしにを拡張するのに使う積み木を持っていなかったのですが、ブロックならやたら大物を作りたがる娘にはちょうど足りなくなってきていたので、買い足すのにも一石二鳥。
他に似たような商品をググッてみたのですが、最初に見つけたものはキュボロのようなトンネルパーツや、くねくねスロープのような落下パーツがついていて、玉転がし用のパーツのみのセットになっていて、評判の悪い基本ブロックが入っていないのでそこはデュプロで揃えられるのも魅力的でした。
正直、互換性があるって言っても脱着しずらくない?とか、プラスティックなので耐久性も気になったのですが、持っているデュプロのドアパーツを通過させたり、動物や人形を配置してストーリー性を持たせたりできる!と舞い上がり、見本の大型コースを作るのに足りなかった分の基本ブロック100ケほどを同じメルカリで見繕っても送料込みで予算の1万円以内に収まったので、こちらに決めました。
結果、クリスマスの朝から親子で大ハマり。お姉ちゃんは慣れたブロックなので自分ですぐにコースを作り出し、下の子はごく簡単なコースを作ってあげると延々玉を転がして遊んでいました。
ブロックなので工夫して組めば安定性が増すので、積むだけのものに比べると手先は鍛えられないかもしれませんが、ちびっ子の襲来に恐怖したり、ズレずに何度も繰り返し転がせるので「玉の動きをずっと見ていたい」という欲求がかなり満たされます。
それと、これが意外に良かったんですが、傾斜のあるパーツとないパーツが混ざっているので、転がるスピードに緩急がついて、コースを作るときに止まらず進めるか?というトライアンドエラーも楽しめます。
また、コースをきっちり繋がなくても大丈夫なので、途中でジャンプさせられたり自由度が高いです。
気になっていた脱着は、少し固いものもありますが幼児でも扱える程度でした。
デュプロとも互換性があるブロックラボから最近は観覧車のような回転パーツが出たので、組み合わせたら本当にピタゴラ装置みたいだな…と、今は試してみたくてウズウズしています。
アンパンマンのブロックラボとレゴデュプロ、残したのはどっち?
上の子の出産お祝いでいただいたアンパンマンのブロックラボ。
対象年齢は1.5歳になっていますが、1歳頃にはくっついているブロックを外すことにはまって延々私が付けるそばから外してキャッキャッと遊んで握力向上に貢献していましたし、
アンパンマンやバイキンマンが組み立てられるので声を充てたり、動物や木の形も作って「犬だね、ワンワン」「木だね、はっぱ~」などごっこ遊びをしたり言葉を覚えるのにも使えて大活躍していたので、同じ空間把握力や想像力を使うオモチャとして検討していた積み木を結局買わなかったぐらいかなり遊んでいました。
3歳前にはいろいろと自分で作り始めて、めいいっぱい使って足りないことが増えてきたので誕生日プレゼントに買い足すことにしました。
将来的にはレゴなどもっとパーツの小さなブロックに興味が移っていくのも見越して、
1. アンパンマンのブロックラボを買い足す
2. ブロックラボとレゴとどちらとも互換性があるらしい幼児用のレゴ、デュプロを買い足す
の二択で検討してみました。
ブロックラボの魅力はなんといってもアンパンマンのキャラクター力。
特に手足が動く人形・ブロックドールは一時狂ったように娘も見ていたyoutubeのオモチャ紹介動画などに使われていて、種類も豊富なのでこれでアンパンマンごっこをやったら楽しそう。
現在はクルクル回る回転パーツまで出ていてとても楽しそうですが、TVでディズニーの「ちいさなプリンセスソフィア」を見始めていた娘は年齢的にもアンパンマンを卒業してレゴ社のディズニープリンセスとのコラボに興味が移っていくのは時間の問題に思われ、結局買い足すのはデュプロに決めました。
ごっこ遊び好きの娘には大好きなピンク色のパーツと動物や人形、ドアなどの特殊パーツの個数とコストを調べて、セットのいわゆるバケツではなく「アイデアボックス10618」と「もりのどうぶつたち10582」の2種類を注文しました。
(オモチャ全般そうですが、Amazonだとレゴは割引率が良くて半額以下になっているものもあったりするのでかなりチェックしました。)
↓ 購入したものはこちら(すでに廃番ですし、Amazonのリンクがうまく張れないのですが参考に)
さて、ブロックラボとデュプロはブロックの脱着には互換性があるのですが、別会社が作っているもの。完全に一致はしないのです。
一番困ったのが、ブロックの幅は同じ規格なのですが高さが微妙に違うこと。
これが屋根をつけたいと柱を作ると地味に傾いてしまったりして、無理矢理はめようとして崩してしまったり、見た目が似てるので幼児には犯人探しも難航して機嫌が急降下です。
結局、そろそろアンパンマンを卒業した4歳のタイミングでブロックラボのみ小さなお友達に引き取ってもらいました。
とはいえ、0歳のときから遊んでいたことを考えるとかなり活躍したブロックラボ。
ブロック好きになるきっかけ作ってくれて、ほどよい量と内容で初めてのブロックにはとても良かったです。
そして、その後我が家のブロック事情はまた変化したのですが、それはまた別のお話にしたいと思います。
子連れで海外に行く理由
今まで台湾に三度行っていますが、すべて子連れ旅行で行っています。
賛否両論ある子連れ海外旅行、行ってみて感じたこと、考えたことを書いてみます。
私は自分で旅行できる余裕ができたのが三十路近くだったので、子どもが生まれる前は山に行ったり寺に行ったり長期休みのたびに出かけていました。
その熱が高まったまま妊娠して、
「これからはもうしばらくは旅行なんて行けないのかな、、、?」
と一時は弱気になっていました。
しかし、子育ての先輩である友人たちが徐々に子どもと旅行を楽しんでいたことと、イラストレーターの佐々木千絵さんのブログや書籍「子連れソウル」「子連れ台北」などでイメージが出来たこと、
何より相次ぐ法事で新幹線や飛行機を使った長距離移動を経験したこともあり、思っていたよりずっと早く、上の娘が生後半年のときに国内旅行、1歳になる前には海外旅行に復帰しました。
当時、飛行機で泣き続ける子どもが迷惑か?とかベビーカーを畳む?畳まない?などの論争もあり、すぐに混み合う都心の公共交通機関で移動するたびにビクビク気を張っていた私は、ソウルに行ったときに洗礼を受けました。
とにかく、移動中も食事中も老若男女、子どもを見るとニコニコ笑って話しかけてくれるんです。子どもが甲高い声ではしゃいでも、偶然かもしれませんが嫌そうに見る人に出会わなかった。
移動中の座席も、混んでいてもこちらが恐縮するぐらい何人もサッと空けて「座りなよ」とジェスチャーしてくれて、私は電車通勤でしたが、妊娠中の大きなお腹の時でさえこんなに譲ってもらったことなかったですし、これは文化が違うな、と肌で感じました。
ご飯を食べているときにお店の人が「抱っこしていい?」と聞いて、親が食べてる間にお店の中をお散歩したり店員さん同士で可愛がってくれることが何度もありました。
娘はあちこちでチヤホヤされてお姫様気分で機嫌がいいし、いつもかき込むようにご飯を食べていた私にはそれが本当にとてもありがたかったです。
そのときは短い滞在でしたが気持ちが楽になって、翌年トライしてみた台湾でもまったく同じ(!)経験をして、子ども連れが歓迎される環境に身を置くことで日頃感じているストレスから開放され、すっかり虜になってしまいました。
もちろん、慣れないところに子どもを連れて行くというリスクもあるので、旅行保険をかけたり、体調にいつも以上に気をつけたり、救急病院を調べておいたりしますし、スケジュールもタイトにならないように様子をみながらなので休憩も多くなります。
大体、日中も半分ぐらいの時間はホテルの部屋にいる感じです。
ガンガン新規開拓して出歩くことや、ちょっといいレストランでお食事したり、美術館や博物館をじっくり回るのは難しくなりましたが、遠出が減った分ホテルの周りをよく歩くようになりガイドブックに載っていないところにもよく行くようになりました。滞在中に気に入ったら何度も同じお店をリピートしたり、旅先の公園でゆっくりしたり、それもまた楽しいものです。
私が子育てで目標にしていることに他人を尊重する心を育むというのがあります。
「みんなちがって、みんないい」という寛容性が感じられずに息苦しいことはありませんか?
娘は3歳ぐらいになると、自分が訪れた場所を思い出して「あそこまた行きたいなぁ」とか「あそこのあれ、おいしかったねぇ」などと言い出すようになりました。
日本=東京だと思って名古屋さえ外国だと思っていた子が、世界の広がりを知識で知っていく時期に体感でそれぞれの違いを感じて受け入れていってくれることは、彼女の将来の世界観に大きな影響を与えると思います。
これからも私は、束の間の開放感と親子での異文化経験を求めて、国内・国外問わず子連れであちこち行けたらなぁ、と思います。
親子で一緒に行動する時間は意外と短い、と聞きますから、余計に。