日日雑録

子どもたちとの生活、気になったことあれこれ

子連れ台湾の食事(離乳食期)

f:id:kumampo:20180226075029j:plain

離乳食期の子どもと出かけるときに、何を食べさせるか?というのはいつも頭を悩ませると思います。
去年、私が台湾旅行したときは息子がまだ離乳食期でしたのでそのときの経験や調べたことを記しておきます。


_______________________

日本の離乳食ではまずお粥から始める方が多いと思いますが、台湾はお粥が比較的手に入り易いです。

ホテルの朝食の定番メニューですし、ガイドブックに載るような有名店も何カ所かあります。
台北ですと大安森林公園の東側、復興南路二段のあたりに夜遅くまで営業していて、ズラーッと並んだ小皿のおかずを選んでお粥をいただけるお店が何軒かあるようです。

場所によっては白粥ではなく鶏肉やさつま芋が入っていたりするので、離乳食で試してから行きました。

また、雑誌や書籍でよく台湾を紹介されている青木由香さんは、お子さんに離乳食としてお湯で溶くとクリーム状になる玄米を粉にしたものを食べさせていた、と著書「台湾の「いいもの」を持ち帰る」で紹介されていました。

台湾の「いいもの」を持ち帰る (講談社の実用BOOK)

台湾の「いいもの」を持ち帰る (講談社の実用BOOK)

また、他にも主食としてコンビニや街中で饅頭(マントウ)という中華まんの皮の部分のようなフカフカの蒸しパンを売ってるので、それをちぎってあげたりしていました。これはほんのり甘くて、残ったのを食べるのも私は楽しみでした。

もし気に入ったら、チョコやチーズ、葱や里芋などを練り込んでいるものや、アンコやお肉など各種具が入ってるものもあるのでそちらを購入してみるのもオススメです。
(中にひも状にした生地を何本もくるんだ銀絲巻という種類のものは、レストランや夜市でたまに金絲巻という名前で揚げて練乳をかけて食べられます。揚げパン好きの方は是非是非♪)

____________________

旅行中は野菜不足になりがちなので、私はよく見かける鶏のスープで煮た青菜や、茹で人参に卵を和えたものを取り分けてフタがおろし器になっているプラスチック容器でつぶしてあげていました。



この容器、100円ショップのセリアで購入したのですが、お皿としても使える上に、下はカップ型なので汁物もいけます。組み立て式のスプーンもついていてこれ一つで完結するのでお出かけにオススメです。

もし果物が食べられるなら定番のバナナも手に入りやすいですよ。
台湾バナナは熟してから収穫していることもあるのか、ネットリとして濃厚でとても美味しくて、子どもたちと競って食べてました。
スーパーや果物店にもありますが、コンビニでも手に入りますよ。

生の果実を使ったジュースもよく見かけますが、注文を受けてから切るところや、人気があるお店なら回転が速いので比較的新鮮なものをいただけます。
うちの子どもたちや夫はスイカが好きなのでよく飲んでいました。
コンビニになどに西瓜牛乳という紙パック飲料があるのですが、スイカ感が強めで日本のイチゴ牛乳フルーツ牛乳が苦手な私もゴクゴク飲めました。

____________________

飲み物はミネラルウォーターを一日二本ホテルでもらうか買ってきて、一本はそのまま持ち歩いてもう一本にはいつも飲んでるティーバッグを入れて水出ししていました。

マグを持って行かなくても100均のストローキャップをつけておけば毎日新しいボトルに交換するので衛生面でも安心でした。

以前テレビでお茶屋さんがやってるのを見てから、水出し用の茶葉じゃなくても時間をおけば大体美味しく出ると試してわかったので家でも、とくに夏はほぼ水出しで夜に翌日分を仕込んでいます。

(私は妊娠中に鍼灸院で出してもらったタンポポ茶が気に入ってずっと飲んでいます。こちらはティーバッグで濃く入れるとタンポポコーヒー、1Lぐらいの水で入れるとお茶として飲めて、黒豆の香りがしてクセがなく飲みやすいです。大袋だとかなりコスパがいいです。)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

OSK タンポポコーヒー ティーバッグ 2g×30袋
価格:680円(税込、送料別) (2018/2/26時点)



f:id:kumampo:20180226075856j:plain

大豆が食べられるなら豆漿店という朝ごはん屋さんでは作りたての豆乳と一緒に先ほど紹介した饅頭や肉包(肉まん)、塩味のモチモチクレープで卵を巻いた蛋餅(ダンピン)、お店によっては小籠包まで調達できます。
持ち帰り用の外帯(ワイタイ)の列は混んでいても、中で食べる内用(ネイヨー)は空いていることも多いです。

少しでも大人と同じものを口にできると、子どもも満足して欲しがって泣くことが減るのでとても助かりました。

____________________

あと国内でもよくやるのですが、少し味付けが濃かったり、ゴックンと飲み込むのがまだ上手くできないときには単純にお湯やお冷やで伸ばすだけでも食べられるものがグッと増えます。

麺は専用のカッターがなくても、食事のはじめに取り分けてお箸や指先で細かくしておいてあげれば子どもが食べる分ぐらいはすぐに用意できるし、スープをのばして余分な水分だけ切ってしまえば手づかみでも食べられるのでよくあげます。

ただ、暖かい汁麺だと子どもにあげている間にのびてしまうので、片方は乾麺やご飯ものにしたり、のびてもあまり気にならない米粉ビーフン)にしたりします。

とろみのあるスープに柔らかいにゅうめんのような麺線も食べさせ易いと思いますが、モツや牡蠣が入ってることが多いので少し離乳食が進んでからですね。幼児のお姉ちゃんは気に入ってパクパク食べていました。


____________________

台湾は外帯(ワイタイ)と言って持ち帰りできるものが多いので、ちょっと疲れたときや天気が怪しいときはホテルの部屋で食べることが多いです。なので、お箸やスプーン代わりの小さいレンゲなどは使い捨てのものがすぐ補給できます。

そして可愛い紫ピンクの使い捨て食器各種が安くてすぐに手に入るので、取り分け皿にいつもごはん茶碗ぐらいのサイズの汁椀型を1袋買っています。
紙じゃないので、サッと洗えば何度か使えますよ。
赤ちゃんだった息子はこのお椀をひっくり返して、床を滑らすのが気に入って遊んでいました。お姉ちゃんはおままごとに使っています。

また、外でご飯を食べるときも夜市や食堂では飲み物や食べ物の持ち込み可なところが多いのでメニューにないものや大人しか食べられないものも買ってくれば一緒に食べたりできますよ。

____________________

せっかくの旅行中、子どもも大人もお互い食べる幸せを堪能できるといいですね。