日日雑録

子どもたちとの生活、気になったことあれこれ

子連れ台湾、行って良かったところ(台中編)

幼児と旅行に行くとなると気になるのが、

「どこで遊ばせるか」

だったりしませんか?

私の少ない経験から台湾で子どもの反応が良かったところを思い出して書いておきます。

台北編はこちら
kumampo.hatenablog.com

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1. 無為草堂(台中)

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台湾でお茶と言えば、中国茶

ゆっくり茶葉を選びたくても割れ物の茶器やお湯がある場所はハードルが高くて、
なかなかお茶屋さんに行けませんでした。
そんなとき、旅行記で茶藝館に子連れで行ってる人がいるのに気付いて

「午後のお昼寝時間に合わせればなんとかなるかも!?」

と思い立ち、台中の「無為草堂」に行ってみました。

■無為草堂(ウーウェイツァオタン)
台湾台中市公益路二段106号
04-2329-6707

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g297910-d1131073-Reviews-Wu_Wei_Tsao_Tang_Teahouse-Taichung.html

ここに目が止まったのは、私が中国茶に興味を持つきっかけになった
平野久美子さんの「中国茶と茶館の旅」に出てくる社交場としての茶館のイメージとぴったりだったからです。

池を中華風の建物と回廊が囲むように建っていて、
某サイトでは駐在されている方の子連れでの会合に使われているというコメントもありました。


写真でのイメージに反して実は街中の交差点に面している「無為草堂」
中に入ると外界から遮断され、窓から見えるのはせせらぎときれいなお庭だけに。

話し声や笑い声が聞こえてきて、静か過ぎて気後れすることもありませんでした。

案内された部屋は入口を薄いカーテンで仕切られた畳の個室で、
下の子に思う存分ハイハイさせてあげられて助かりました。

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卓上で湯を沸かしているのでそのまわりだけ荷物を置いてガードしたり気をつけましたが、
あとは作戦通り、お茶請けの蒸しパンを食べたら下の子はお昼寝をしだしたので、
お姉ちゃんと一緒に池の鯉にエサをやったり、
(子どもにサービスでもらえました)

ゆっくりお茶を飲みながら二時間ほど休憩できました。


料金は席料代わりに人数分のお湯代に選んだ茶葉代と飲食代です。
茶葉はけっこうな量入っているのですが、残った分は持ち帰れます。
お茶受けは茶梅や黒糖蒸しパン(モチモチして美味しい!)、枝豆など種類が豊富にありました。
ノンカフェインの飲み物も頼めますし、昼や夜には定食メニューもあるようです。


私は行けなかったのですが、夜は中国の古典音楽の演奏がある時もあるようです。
ポスターが店内に貼ってありました。

台中は台北からは日帰り圏内ですが、暑いので観光途中の休憩スポットにオススメします。
子連れじゃなくてもずっと外だと消耗しますよね。



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2.彩虹眷村(ツァイホンジェンツン)

どこかで写真を見て、そのインパクトに「何これ!どこ!?」となったここは
一人のおじいさんが取り壊し予定の村に描き出した絵が評判を呼んで観光スポットになったところ。
まるでフランスのシュバルの理想宮のような成り立ちですね。

道路から円形の通路を進むとカラフルな絵が見えてきて、子どもも大人も大興奮。
すぐ横には遊具もあります。

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入っても半屋外なので暑いですが、かろうじて日陰もありました。

奥にある売店、けっこう良い値段するのですが可愛いグッズがたくさん。
子ども用Tシャツを買うかどうか?真剣に悩みました。
結局、マステと子ども用に虹色アイスを。

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作者の黄さんが横にいて、娘と記念撮影していただけました。
作品を印刷したカードを配っていました。

■彩虹眷村
臺中市南屯區春安路56巷
入場無料

台湾の新幹線・高鐵の台中駅(台鐵・新烏日駅)からは近いのですが、在来線の台鐵・台中駅からは距離があるので気をつけて下さい。

私は半日しか滞在できなかったので時間が惜しくてタクシーを使ったのですが
「Rainbow Village」で行き先は通じました。
バス停留所もあります。


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3.宮原眼科

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日本統治時代の古い建物を活かしたスイーツのお店です。

その筋で有名な日出グループというところの経営らしく、
味もさることながらビジュアルの演出も素晴らしいです。

包装のレトロさを感じるビビッドなデザインは台湾らしさも盛り込んでいて、
ちょっと特別なお土産にピッタリでした。

量り売りのチョコレートや、ヌガー、名物のパイナップルケーキなどコーナー毎に別れていて、
カラフルな制服も相まってお菓子の国の図書館みたい。
食いしん坊の娘はショーケースに張り付いていました。

入口前の床にはところどころに銅製のアリかはめ込まれている遊び心。
甘いものに引き寄せられるアリに引き寄せられる娘…


外のレンガの回廊沿い、宮原珍奶というドリンクショップと宮原眼科冰淇淋というアイスクリームショップもあります。

ここのアイスは大きなワッフルカップに数十種類から選べる中国茶や台湾フルーツ、チョコなどのフレーバー、パイナップルケーキやライチの蜂蜜などのトッピングを組み合わせて選べるので娘と一緒に待ってる間にあれこれ考えて楽しみました。

■宮原眼科
台中市中區中山路20號

アイスクリームショップが混んでいるときは同じ日出グループのアイスクリーム専門店・第四信用合作社が近くにあります。

こちらは宮原眼科と違って、飲食スペースがあるので席に座って食べられます。
ここでしか食べられないスイーツもあるようです。

■第四信用合作社
台中市中區中山路72號

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子連れと関係ないのですが、台中滞在で忘れられないのが黃記鵝肉のガチョウのスープを吸った春雨(冬粉)。
テイクアウト(外帯)して新幹線の車内で食べたのですが、
トロトロの食感に濃厚なダシがたまりませんでした。

これを食べるために台中にまた行きたい!

というブログ記事を見て訪れたのですが、
全く同じ気持ちになりました。

子どもたちもパクパク食べていましたよ。

■黃記鵝肉
台中市中區大誠街58號